からだ本来の姿、本来の貴方のからだ。

足趾の操法

足趾の操法とは?
私が所属して理事を務める、(株)日本操体指導者協会、ここで
名称登録Ⓡをとっていますが、操体法の臨床で用いる「足の指」
を操者の駆使する手技で変化させる治療法です。
現在も、特殊な技術であるがゆえに、特別な講習会を年に数回
まとめて集中的に更新しつつ深化して指導研修会を行います。
操体法の創始者橋本敬三師の言葉を借りるなら・・・足の指とは?
「熟練した術者が触ってみれば、違いは明らかなのです」
「素人では指までいくのは少し無理です」
「最高のテクニックが要求されるからです」
う~ん・・・なるほど・・・奥がふかいですねぇ・・・。
触診の技術が相当なレベルで要求されるという訳ですねぇ。
素人は無理・・・むむむ・・しかもテクニックが必要で・・・、
さ・い・こ・う・・・・レベルなんですねぇ・・・。
(RPGドラゴンクエストなら「カンスト」ってレベルですね)
更に橋本敬三先生は書いています、そう、続きがあるんです!


「私が日常行っている操体でも、指まではやりません」
「手首、足首止まり、これでだいたい元に戻ります」
「指までやらねばならないことはめったにありません」
・・・ん?
・・・・んんん?
・・・・・・あれ?おかしいな~。
最高テクニックレベルで、素人は無理、熟練の技だから
あまり使用することはないのかなぁ?
それとも、手首と足首から上で充分変化するから?
やることが滅多にない・・・?
そういえば、操体臨床で有名な某先生が橋本敬三先生の
代診になって初日のとき・・・、患者さんに対してはじめ、
”足の指をもむ”。をやろうとしたら、橋本敬三先生は、
「患者には、きもちのよさ以外、おしえるなァ!」って、
それはそれは、大きな声で某先生に指導したという話も。
新年初めに、操快堂のアルジが言いたいことはねぇ。
皆さん。リフレクソロジーとか、足の裏揉みとか、他にも
フットマッサージとか、色々呼び方は世の中あるけどね。
操体を学んでいる人間は、少なくとも、橋本敬三師が何を
もって「足の指」や「手の指」に思いを寄せていたのか?
なぜ、大きな声で指導したのか?臨床を止めさせたのか?
それを自分なりの答えを用意してもいいんじゃないか、と。
勿論、アルジはしっかりした答えを持っていますよ、エエ。
その答えを聞きたければ、操快堂にお茶の見に来て下さいネ。
                  操快堂 岡村郁生