今から三年前、「東海医療学園専門学校」の杉山校長先生から、校友
会OBとして是非、第一回目となる米国ハワイ大学の解剖実習ツアーに
参加しませんか?とお誘いを受けて、一週間ほどで14時間の有り難い
解剖研修を受けています。
当然ながら、書籍や模型、標本などによって、しっかりと人体を学び、
学んだ知識を持って、医療者としての自覚を持ち、臨床をしています。
ホントに、人体は標準的なものがあるようでない、それこそ小宇宙です
から、学んでいる解剖学の知識や標本の中だけでは勿体ないと感じます。
ハワイ大学のご遺体で実感しましたが、「からだ」は本当~に奥が深く、
実は一人一人でかなり違っているものです。
ですから、ホントは日々の臨床も画一的になる筈などありませんよね。
できることは、意識にて構成された故に、可能なこととなっている。
その機会があり、御献体に感謝して、その「実体を見せていただく」こと。
私自身、何よりも多くの学びに繋がってきた事は間違いありません。
実は臨床経験がある方ほど、より多くの発見と学びがあるのですから…